鳥取県米子市から境港市を結ぶ日本海沿いで開催される「とっとり花火回廊」。2025年は8月15日(金)に開催予定で、広大な海岸線と山陰の夜空を背景に打ち上がる約12,000発の花火が魅力です。
子供連れでの花火大会は感動もひとしおですが、長時間の移動や混雑、トイレ問題は親にとって大きな課題。
本記事では、子供連れでも安心できるトイレ・授乳所・休憩所、穴場スポット、宿泊、持ち物のポイントまで、実体験を交えて解説します。
開催概要|とっとり花火回廊2025の基本情報
- 開催日:2025年8月15日(金)※荒天時は翌日順延
- 打ち上げ時間:19:00〜20:30(予定)
- 会場:鳥取県米子市・境港市の海岸線各所
- 打ち上げ数:約12,000発(合計)
- 予想来場者数:約30万人
- 見どころ:海上ナイアガラ・音楽連動花火・地元名石花火
アクセス情報|電車・バスでの行き方
| 経路 | 区間 | 所要時間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| JR利用 | 米子駅 → 境港駅 | 約30分 | 境線(1時間に約1本) |
| 電車+バス | 米子駅 → 皆生温泉・弓ヶ浜行き | 約20〜25分 | 会場近くで下車可 |
| バス直通 | 米子・境港間 | 約40分 | 臨時便運行の可能性あり |
子供連れはベビーカーより抱っこ紐のほうがスムーズに移動できます。混雑時は電車・バスとも乗車制限がかかることもあるため、早めの行動を心がけましょう。
子連れにおすすめの無料観覧スポット
- 皆生温泉海岸沿い: 砂浜が広く、子供が自由に遊べるため、花火開始前の待ち時間も飽きにくいエリアです。
周辺には温泉宿や足湯スポットがあり、トイレ・休憩所も比較的整備されています。
夜は海風が冷たくなるので、防寒用の薄手ジャケットやレジャーシートがあると安心です。 - 弓ヶ浜海水浴場: 打ち上げ場所から少し離れているため、混雑が少なくパノラマビューで花火を楽しめます。
小さい子供連れでも人込みを避けて座れるスペースが多く、駐車場も比較的利用しやすいのが魅力です。
ただし砂浜は夜になると暗くなるため、LEDライトを持参するのがおすすめです。 - 境港夢みなとタワー前: 視界が広く、迫力ある花火が楽しめる人気スポットです。
タワー館内に多目的トイレや休憩スペースがあり、授乳やおむつ替えにも便利。
ベンチも多く設置されているため、長時間座っていても快適です。 - 水木しげるロード付近の川沿い: 昼は観光名所の散策を楽しみ、夜は花火を観覧するという過ごし方ができるスポットです。
カフェや飲食店が近く、食事やトイレの心配が少ないため家族連れにも安心。
花火の時間が近づくと川沿いは人が増えるので、早めに場所取りをしておくと良いでしょう。
トイレ・休憩所・授乳スペース徹底ガイド
子連れ花火大会で最大の課題はトイレと休憩場所。特に花火直前の時間帯はトイレが混雑するため、場所の把握と行動計画が重要です。
仮設トイレの設置数と場所
とっとり花火回廊では、主要な海岸沿いに20〜30基の仮設トイレが設置されます。
特に混雑するのは皆生温泉海岸・境港夢みなとタワー付近。17時以降は長蛇の列になるため、早めの利用を推奨します。
常設トイレ・多目的トイレ
- 米子駅・境港駅構内に多目的トイレあり(オムツ替え台付き)
- 境港夢みなとタワー:館内1階に清潔なトイレとオムツ替え台
- 皆生温泉旅館街:ロビーや温泉施設内トイレを開放する施設あり(宿泊者優先)
授乳・おむつ替えスポット
境港駅観光案内所には授乳スペースがあり、スタッフに声をかければ利用可能です。皆生温泉エリアのホテルや大型観光施設(夢みなとタワー)にも簡易的な授乳・おむつ替えスペースがあります。
休憩所・ベンチ
- 境港夢みなとタワー前の広場:ベンチ多数、日陰エリアもあり
- 皆生温泉海岸周辺:砂浜にレジャーシートを敷いて休憩可能
- 水木しげるロード周辺:カフェ・観光案内所で休憩可能
おすすめのトイレ回避術
- 花火開始前(18:30頃まで)に必ずトイレを済ませる
- 近くの観光施設やホテルのトイレを事前に下見しておく
- 携帯トイレを1〜2個持参すると、緊急時に安心
混雑予想と行動戦略
- 16:00〜17:00:場所取り開始、比較的空いている時間
- 17:00〜18:30:トイレ・交通混雑ピーク
- 19:00〜20:30:打ち上げ中は移動困難
- 20:30〜21:30:帰路混雑ピーク、30分遅らせるのが快適
おすすめアイテム
| アイテム | おすすめポイント |
|---|---|
| 防水レジャーシート | 砂浜でも快適に座れる厚手タイプ。防水加工でお尻が冷えにくい。 |
| 折りたたみチェア | 長時間の待機でも疲れない。子供用チェアもあると便利。 |
| 虫除けスプレー | 海辺の夜は蚊が多いので必須アイテム。 |
| モバイル扇風機 | 日中の暑さ対策に。USB充電タイプがおすすめ。 |
| LEDライト | 帰り道を安全に歩くための必需品。小型で明るいタイプが便利。 |
体験談|子連れで行った感想
昨年は3歳の子供と訪れましたが、皆生温泉海岸沿いは子連れに非常に適していました。砂浜で遊んだ後、シートを広げてそのまま花火を見られるのは子供が飽きなくて助かります。
一方で仮設トイレの行列はかなり長かったため、18時前に必ず済ませるのがポイント。
帰りは花火直後を避けて30分ほど待ってから動いたことで、混雑がかなり緩和されました。
まとめ
とっとり花火回廊2025は、事前にトイレ・授乳スポットをチェックし、休憩場所を確保することで子連れでも快適に楽しめます。特に皆生温泉海岸や境港夢みなとタワー前はおすすめの観覧エリアです。



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