もうすぐあつーい夏がやってきますね。
6月に入ったあたりから熱中症についてのニュースも報道されるようになってきました。
最近ではマスクをつける機会も多く、例年よりも熱中症に気をつけないといけませんね。
予防のためにもこまめな水分補給は欠かせません。
熱中症の予防としてスポーツドリンクを飲む人も多いですが、ポカリスエットとアクエリアスは
どちらが効果的なのでしょうか。
我が家の子どもたちもスポーツをしているので、とても気になります。
成分の違いやどちらのほうが熱中症予防として効果的かを調べてみました!
この記事はこんな方におすすめです!
・スポーツ中にスポーツドリンクを飲む機会が多い方
・熱中症予防が気になる方
ポカリスエットとアクエリアスの原材料・成分の違いは?
ポカリスエットとアクエリアスにはどのような原材料・成分の違いがあるのでしょうか。
原材料
ポカリスエット
砂糖(国内製造)、果糖ぶどう糖液糖、果汁、食塩/酸味料、香料、塩化K、乳酸Ca、
調味料(アミノ酸)、塩化Mg、酸化防止剤(ビタミンC)
アクエリアス
果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、塩化Na/クエン酸、香料、クエン酸Na、アルギニン、塩化K、硫酸Mg、乳酸Ca、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(スクラロース)、イソロイシン、
バリン、ロイシン
2つを見比べてみるとポカリスエットには砂糖が、アクエリアスにはクエン酸やアルギニンなどミネラル分が含まれていることがわかります。
成分
栄養成分(100mlあたり)
ポカリスエット | アクエリアス | |
エネルギー | 25kcal | 19kcal |
タンパク質・脂質 | 0g | 0g |
ナトリウム | 49mg | 40mg |
カリウム | 20mg | 8mg |
カルシウム | 2mg | |
マグネシウム | 0.6mg | 1.2mg |
アルギニン | 25mg |
比べてみるとポカリスエットの方がそれぞれの成分の量が多いような感じがしますね。
熱中症対策に必要な栄養素は?
熱中症にならないために必要な栄養素は次のようなものがあります。
- ナトリウム(塩分)…汗をかくと、水分と同時に塩分も失われます。
- カリウム…汗をかくと、カリウムも失われます。カリウム不足は、細胞の脱水症状や内臓機能の
低下・熱痙攣・こむら返りなどが起こりやすくなります。 - ビタミンB1…乳酸などの疲労物質をたまりにくくします。
- アリシン…ビタミンB1との相性が良く、一緒に摂取することでビタミンB1の吸収が良くなります。
- クエン酸…乳酸を抑えるため、疲労回復効果があります。
- ビタミンC…クエン酸同様、疲労回復に役立つ栄養素です。
ポカリスエットとアクエリアスの違いは?
熱中症予防に必要な栄養素が分かったところで、ポカリスエットとアクエリアスの違いは何なのでしょうか。
ポカリスエットのホームページを見てみると、
発汗により失われた水分、イオン(電解質)をスムーズに補給するための健康飲料です。
引用元 ポカリスエット
体液に近い成分を適切な濃度で含んだ電解質溶液ですので、体内にすばやく吸収されます。
そのため、スポーツや仕事のとき、お酒を飲んだ後や入浴・就寝の前後など、様々なシーンに
おいて渇いたからだを潤すのに適しています。
これを見ると栄養補給の要素が強い感じがしますね。
体内にすばやく吸収されるということで、風邪を引いて熱が出て汗をたくさんかいた時などの水分補給により適しているかと思います。
アクエリアスはどうかというと、
汗で失われるミネラルをはじめ、動くカラダに必要なアミノ酸・クエン酸を配合。
引用元 アクエリアス
カラダを動かすあらゆるシーンをサポートします。
とあります。
汗をかいてもすばやく必要なミネラル分を補ってくれる飲み物ということで、疲労回復の要素が強い感じがします。
・ポカリスエットは栄養補給
・アクエリアスは疲労回復
ポカリスエットとアクエリアス どちらが効果的?
調べた結果、熱中症を予防する飲み物はミネラル分を多く含む飲み物ということでアクエリアスの
方が効果的な飲み物と言えるのではないでしょうか。
ただ、ポカリスエットはカラダに必要なイオンをすばやく補給してくれるということで、熱中症になってしまった場合はポカリスエットがおすすめです。
・運動している時や屋外の仕事の時はアクエリアス
・体力が落ちているときはポカリスエット
まとめ
ポカリスエットとアクエリアス。
それぞれ良いところがあるので、状況によって飲み分けたいですね。
熱中症にならないように、規則正しい生活や栄養のあるものをしっかりとって夏を乗り切りたいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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