【2024年7月12,13日】ブルーインパルス展示飛行 in 大阪・観覧完全ガイド

2024年7月12日、13日に大阪上空でブルーインパルスの展示飛行が実施される予定です。これは陸上自衛隊中部方面隊創隊64周年および伊丹駐屯地開庁記念行事の一環として行われ、多くの航空ファンや一般の方が注目しています。

本記事では、当日の飛行ルートを中心に、観覧におすすめのスポット、写真撮影のポイント、熱中症対策など、初めてブルーインパルスを観覧する方にもわかりやすくまとめています。

ブルーインパルス展示飛行概要

開催日：2024年7月12日、13日（土・日）
時間帯：15:00頃から約15分間
主催：陸上自衛隊中部方面隊／航空自衛隊
飛行機種：T-4ブルーインパルス（6機編隊）

当日の飛行ルート

当日は伊丹駐屯地を中心に、大阪市内・豊中市・吹田市・東大阪市方面などの上空を飛行する予定です。以下に分かりやすく表形式でまとめました。

時間帯（目安）	飛行エリア	ポイント
14:50〜	伊丹駐屯地上空	離陸・編隊形成
15:00〜	豊中市〜大阪市北部	スモーク付き編隊飛行
15:05〜	梅田〜中之島〜大阪城上空	メイン展示（デルタ編隊・フェニックス）
15:10〜	天王寺・あべの・南港方面	旋回飛行・ローパス
15:15〜	伊丹駐屯地帰投	ランディング

観覧時の注意事項（安全・快適にブルーインパルスを楽しむために）

1. 時間には余裕をもって行動しよう

ブルーインパルスの展示飛行は15分前後と非常に短いため、「少し遅れても大丈夫だろう」と思っていると一瞬の飛行シーンを見逃してしまう恐れがあります。特に人気のスポットや見晴らしの良い場所は早くから観覧者で埋まるため、1〜2時間前には現地入りするのがおすすめです。混雑時は駅から現地までの移動にも時間がかかる場合があるので、余裕を持ったスケジュールを立てましょう。また、機体が飛来する前の静けさや周囲のワクワク感を味わえるのも、早く到着する楽しみのひとつです。

2. 熱中症対策は万全に

7月の大阪は真夏日になることが多く、日差しも強いため熱中症のリスクが非常に高まります。日陰が少ない場所での観覧を予定している場合は、特に注意が必要です。帽子・日傘・UVカットウェア・冷感タオル・ハンディファンなどを駆使して直射日光を避けましょう。また、ペットボトル飲料は数本持参し、こまめに水分補給を。可能であれば塩飴や経口補水液も携帯しましょう。お子様や高齢者を連れて行く場合は、近隣に屋内施設や避暑スペースがあるかも事前に確認しておくと安心です。

3. 撮影時は逆光や障害物に注意

ブルーインパルスの機体を美しく写真に収めたい方は、「太陽の位置」と「障害物の有無」を必ず確認しておきましょう。午後の展示飛行では西日が差し込むため、逆光になる場所では機体が暗く写ったり、スモークが白飛びすることがあります。順光となる方角から観覧できるスポットや、高架やビルの陰にならない広い空が見える場所を探しておくと撮影がスムーズです。また、三脚や自撮り棒の使用は周囲の迷惑になるため、混雑が予想されるエリアでは控えるようにしましょう。

4. 大音量に配慮しよう（お子さま連れ・ペット連れの場合）

ブルーインパルスの機体はジェットエンジンを搭載しており、低空飛行や急上昇時には地響きのような轟音が鳴り響きます。航空ファンにとっては魅力のひとつですが、小さなお子さんや音に敏感な方にとっては強いストレスになることもあります。小さな子どもにはイヤーマフを用意する、ペットは事前に別の安全な場所へ預けるなど、対策をしておくと安心です。突然の音に驚いて泣き出すケースも少なくないため、保護者の方は周囲への配慮も忘れずに行動しましょう。

5. 路上駐車・立入禁止区域に注意

展示飛行の観覧では、車で訪れる方も少なくありませんが、現地付近での路上駐車や、私有地への無断進入は絶対に避けましょう。これらの行為は地元住民や警備員とのトラブルの原因になるだけでなく、場合によっては警察に通報される可能性もあります。どうしても車を使いたい場合は、akippaなどの駐車場予約サービスを利用して、事前に確保しておくのが賢明です。また、当日は警備員が立入禁止区域を設けていることもあるので、その指示に必ず従いましょう。

6. 傘・三脚・ドローンは禁止または制限される可能性あり

多くの人が密集する観覧イベントでは、安全面や視界確保の観点から「長傘の使用」「大型三脚の設置」「ドローン飛行」などが制限されるケースがあります。傘を使う場合は周囲の視界を妨げないように日傘か折りたたみタイプを選び、写真撮影は手持ちで対応するか、コンパクトな機材を使用しましょう。特にドローンに関しては航空法や地元自治体の条例で禁止されていることが多いため、事前に確認を徹底してください。

7. 観覧者同士のマナーを大切に

ブルーインパルスの展示飛行は、多くの人が集まる人気イベントです。レジャーシートを広げすぎたり、場所取りのために長時間無人で占有することは、他の観覧者とのトラブルにつながります。観覧場所は譲り合いの精神で利用し、ゴミは必ず持ち帰りましょう。また、スマホやカメラを頭上高く構えて撮影する際は、後ろの方の視界を遮っていないか気を配ることも重要です。皆で気持ちよく楽しむために、思いやりのある行動を心がけましょう。