サッカー選手たちが履いているスパイク。かっこよく見えますよね。
我が家の次男坊もいつから履く?というのが家での話題になったりしていますが、いつから履くのがベストなのか、またどんなメリット・デメリットがあるのかを調べてみました。
スパイクとは?
靴底にスタッドと呼ばれるときがついた靴のこと。
これがあることでトレーニングシューズよりも滑りにくいという特徴があります。
スパイクの種類として
HG(ハードグラウンド):硬いグラウンド、乾いた土用
MG(マルチグラウンド):人工芝、硬い土用
SG(ソフトグランド):天然芝、雨用
などがあります。
スパイクを履くメリット・デメリット
メリット
・スパイクは滑りにくい作りになっているため、急に止まるなどの動きに対応しやすい
・切り返しやターンなどの細かい動きにすばやく対応しやすい
デメリット
・素早い動きが出来るのは良いが、自分が持っている能力以上の動きをしてしまい、筋肉に負担をか けてしまう。
・学年が上がるごとに動きが大きくなりスパイクの消耗が激しくなるため、年に何度も買い替えが必要で出費が多くなる。
いつから履くのがいいの?
個人差はあると思いますが、小学校高学年、または中学校に入ってからでも遅くはないと言われています。
早くから履くと筋肉や靭帯を痛めたり足への負担が大きいので、オスグッドやシーバー病などの原因にもなってしまいます。
シーバー病とは成長期の男の子に多く見られる、踵が痛くなる疾患のこと。
サッカーや野球をしている子供に多いようです。
骨が未発達な上に運動を多くしていると踵の骨はそれに耐えきれず損傷を起こします。
オスグットとはスポーツをしている子供に多い膝が痛くなる疾患。休むと治るという特徴があります。
膝のお皿の下にある骨が出っ張ってきたりします。
我が家の長男(中2)も小学校4,5年生の頃にどちらも経験しました。
サッカーの練習後痛いと訴えるものの、しばらくすると治った〜と言うのでしばらく様子を見ていました。
それが続くので病院に行くとオスグット病とシーバー病との診断を受けました。
サッカーを休まないといけないほどひどくはなかったようですが、練習後とにかく冷やすこと!と言われたので、今も練習後はすぐに冷やすようにしています。
長男の周りでもこれらの症状に悩まされている子もいました。長い子だと1年半くらい痛みを訴える子も・・・。
早くスパイクを履くとどうして怪我をしやすくなるの?
まず土踏まずのアーチが出来ていないから。
土踏まずのアーチが出来るのは約6−8歳ごろだと言われています。
土踏まずが未発達な状態でスパイクを履いてしまうと、体のバランスが取れず転びやすかったり、疲れやすい、足を痛めやすいというようなことが起こってしまいます。
土踏まずがない(扁平足)ことは以前は遺伝と思われていましたが、筋力の低下など生まれてからの要素が多いということがわかって来ました。
土踏まずを作るのは足の指を動かすこと。つま先立ちで歩いてみたり、足の指を使ってじゃんけんをするなど、親子で楽しく鍛えることが出来そうですね。
まとめ
子供の足の発達から考えてスパイクを履くのはなるべく遅いほうがよさそうです。
子供がサッカーを長く続けたいと思うなら、スパイク選びは慎重にしたいですね。
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