知床遊覧船「KAZU1」の船長・豊田徳幸さんが自身のフェイスブックで「ブラック企業だ」と漏らしていたとのこと。
どんな勤務形態だったのでしょうか。ネットでの求人募集のページなどから調査してみました。
船長がブラック企業だと漏らす
日刊スポーツの記事によると、
フェイスブックによると、豊田船長は埼玉県内の中学、高校で学び、2013~18年、水陸両用車の普及に取り組む団体で勤務。今年3月、北海道での仕事について「ブラック企業で右往左往です」と投稿していた
とのこと。
実際に豊田船長のフェイスブックを見てみると、2022年3月にフェイスブックのカバー写真を変更し、そのことで友人の一人がこんなコメントを残しています。

友人は少し冗談ぽく質問し、それに対する答えなので軽めなノリで答えているとも取れますが、誰でも見られるフェイスブックで、しかも名前も出ていますので本当にブラック企業だったとも考えられます。
コロナ禍で人員整理をして新しいスタッフに入れ替えをし、一人で2隻を任されていたとの証言もあり、かなり過酷な労働環境であったのかもしれません。
豊田船長はアルバイト?
知床遊覧船の運営会社は有限会社しれとこグループです。
現在も有限会社しれとこ村グループはアルバイトを募集していて、その中には遊覧船業務の募集もあります。

募集情報の中には遊覧船事業として船長の募集もあります。気になる時給はというと、日給8000円から。

船長が他のアルバイトと同じ日給8000円〜で働かれていたのだとすると、かなりの低賃金での勤務だったことが分かります。
知床遊覧船の求人情報をまとめてみると、
・日給8000円〜
・寮費・昼食・夕食ともに自己負担あり
・6:00〜22:00の間で実働8時間で通し勤務、中抜け、どちらの可能性もある
(拘束時間が長い割に給料が少ない)
しれとこ村グループは数年前にベテランが大量に解雇され正社員を少なくして運営していたようです。
コメント