第75回カンヌ国際映画祭で「PLAN75」の早川千絵監督が新人監督賞で特別賞を受賞。この作品は少子高齢化が進んだ日本で解決策として75歳以上が自らの生死を選択できる制度が施行される中、翻弄される人々を描いた作品。
今回は監督である早川千絵さんについて調査しました。
早川千絵監督のプロフィール

名前:早川千絵
生年月日:1976年8月20日
出身:東京都
最終学歴:NY美術大学 school of Visual Arts
大学卒業後、現地の日系テレビ局でアシスタントとして勤務したのち、日本に帰国。しばらく日本で働くも監督への思いを持ち続けENBUゼミナールに入ります。
ENBUゼミナールとは、
俳優・映画監督を目指す人のための養成スクール。創立20年を超え、様々な卒業生が活躍しています。
早川千絵監督はENBUゼミナールで1年間映画作りを学びますが、早川さんは撮影に失敗しないように前もって講師に質問にいくと、「どんどん失敗してください」と言われ気が楽になったそう。プロにならなくても趣味で1年に1本撮れればいいと思っていました。
そして自分で資金を調達、仲間と卒業制作として作った作品「ナイアガラ」がカンヌ国際映画祭のシネフォンダシオンに入選。こちらの作品を応募するときは宝くじを買うような気持ちで映画祭の締め切りに近い順に「ナイアガラ」を応募したとのこと。
早川千絵監督は2児の母

早川千絵監督は現在、画家の夫と2人の子供と暮らしています。ENBUゼミナールに入ったのは子供を出産したあと。
かなり育児に映画の勉強と多忙な毎日を送っていたのでしょうね。映画監督は少女の時からの夢だったようでそれを叶えたパワフルな女性です。
早川監督の経験から「やらないで悶々としているよりも、やってみた方が楽」というポリシーがあるようです。
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